密会~合コン相手はドS社長~
社長は、近くのデスクに腰を降ろし、私のデザイン画を見ている。
しかも今描いたデザイン画の他にも、前にボツになったデザイン画まで。
自分がボツにしたデザイン画を見直すなんて、どういう神経してるんだろう。
なんだか前の穴を、また掘り下げているようで、私の胸は痛んだ。
「色合いが、ポップになってきているな。何か、楽しい事でもあったか?」
「いえ、別に。」
だって、ポップな色合いにすると、社長が喜ぶんだもん。
楽しい事があったのは、あなたの方でしょ。
「でも、デザインがダサいんだよな。」
胸にグサッと、突き刺さった。
「もっと斬新で、胸躍るようなデザインを……」
いつの間にか、目から涙が零れていた。
仕事で泣くなんて、卑怯だと思っているけれど。
しかも今描いたデザイン画の他にも、前にボツになったデザイン画まで。
自分がボツにしたデザイン画を見直すなんて、どういう神経してるんだろう。
なんだか前の穴を、また掘り下げているようで、私の胸は痛んだ。
「色合いが、ポップになってきているな。何か、楽しい事でもあったか?」
「いえ、別に。」
だって、ポップな色合いにすると、社長が喜ぶんだもん。
楽しい事があったのは、あなたの方でしょ。
「でも、デザインがダサいんだよな。」
胸にグサッと、突き刺さった。
「もっと斬新で、胸躍るようなデザインを……」
いつの間にか、目から涙が零れていた。
仕事で泣くなんて、卑怯だと思っているけれど。