密会~合コン相手はドS社長~
私は慌てて、社長のデスクに向かった。
「取引先の泉さんに頼まれていたデザイン、まだ出来上がっていなくて。」
「リテイクがまだなのか?」
「いえ。まだラフ画も提案していないんです。今日が締切なのに。」
周りから、『ええ?』というため息が漏れる。
「とりあえず、先方に謝りに行こう。」
社長は立ち上がって、上着を羽織った。
「申し訳ありません。」
この時が本当に、泣きたい時だよ。
でもここで泣いちゃいけない。
デスクに戻って、カバンを取ってきた。
「何かあったら、携帯鳴らして。」
そう言って私と社長は、会社を出た。
「泉さんって、この前東村のデザインを気に入ってくれた人だろう?それで、発注してくれたのか。」
「はい。まだイメージも聞いていなくて。どうしよう、私……」
「取引先の泉さんに頼まれていたデザイン、まだ出来上がっていなくて。」
「リテイクがまだなのか?」
「いえ。まだラフ画も提案していないんです。今日が締切なのに。」
周りから、『ええ?』というため息が漏れる。
「とりあえず、先方に謝りに行こう。」
社長は立ち上がって、上着を羽織った。
「申し訳ありません。」
この時が本当に、泣きたい時だよ。
でもここで泣いちゃいけない。
デスクに戻って、カバンを取ってきた。
「何かあったら、携帯鳴らして。」
そう言って私と社長は、会社を出た。
「泉さんって、この前東村のデザインを気に入ってくれた人だろう?それで、発注してくれたのか。」
「はい。まだイメージも聞いていなくて。どうしよう、私……」