『ああ、死にたい。』そう呟く18時37分
最後は、25店舗の通帳仕訳と残高チェックです。


これは、月1作業なのですが、ちょっと・・・どころじゃなく、めちゃくちゃ曲者です。






まず、入金管理はネットバンキングでしていますが、振込ではなく、お客様から営業へ直接現金で料金をいただくことがあります。



最速最短を謳っている為、配送ではなく営業がお客様のところへ納品に伺うことがあるからです。



また、店舗の売上金はレジを締めた後、翌日ATMで毎日店舗ごとの口座へ入金します。


金額がある程度になったら、本社の口座へ送金します。






つまり、店舗の口座には、

振込された商品代、
営業が回収した現金の商品代、
レジの売上現金、
本社の口座から受け取る小口現金、
店舗の口座から本社の口座への送金、

が、ごちゃ混ぜになっている状態なのです。



それを、店舗通帳のPDFを社内システムへ店長経由でもらいます。

期限は、月始め2日目。



しかし。





問題1、まず、提出されない。

提出されていても、見切れている。

現金で入金した明細を書いていない。(レジの売上かお客様売上かなど)



店長は忙しいから、私から連絡して謝って提出してもらいつつ、私が管理しなければならないそうです。




完璧な店舗通帳のPDFを元に、会計システムへ仕訳の入力をします。


私が、営業が回収した現金の商品代と店舗の口座から本社の口座への送金、

疫禅士さんが、振込された商品代、

井狭岳さんが、レジの売上現金、

問伝さんが、店舗の口座から本社の口座への送金、


それぞれエクセルでフォーマットを作り、会計システムへインポートします。



そして、全てのインポートが完了したら、店舗通帳のPDFと会計システムとの残額が一致しているか、私がチェックします。



が。


一発で一致したことは一度もありませんでした。



それが問題2、フォーマットは使い回す為、日付・店舗・金額が違うことがある為です。


人間ですから間違うこともあるでしょう。

が。

謝罪も無しに、しかも私から聞かないと訂正作業が完了したかどうかも分からないので、真の問題2はこちらかもしれません。




残高チェック作業の期限は決まっているのですが、催促しようものなら不機嫌に、かつため息のダブルコンボです。







ですが、『私の作業効率が悪い』のが全ての原因だそうです。
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