『ああ、死にたい。』そう呟く18時37分
因みに、残業はといいますと、


疫禅士さんが、「新人だからしばらくは残業はさせてはいけないから。」と言っていたので、穫豎堰さんは残業はしていませんでした。


穫豎堰さんは、ですけどね。






一方で私は、

2月は10時間、
3月は20時間、
4月は25時間、
5月は15時間、しました。



管理職の疫禅士さんの標準が30時間なんですよね・・・。








大まかな理由としましてはですね、


1、顧客の情報登録で1日の大半を消費します。

2、私は新人だから全てを率先してしなければなりません。

3、私以外が残業しないように私が全てしなければなりません。

4、しかし期限は決まっているので終わらさなければなりません。










つらつらと私の担当分を書き連ねましたが、結局のところ、


『何事も全て私が悪い。』


につきるんですよ。



はっきりと言われましたからね。






入社10年目で全てを知り尽くしている
疫禅士さんからは、「これくらい3分で出来ないと。」



入社5年目で慣れて大雑把に出来る
井狭岳さんからは、「私はこれくらい出来るのに。」



入社2年目で何かと疫禅士さんと井狭岳さんに大変そうだからと手伝ってもらえる
世匙訳さんからは、「時間かかりすぎ。」









ここでは入社2ヶ月で、4月に入社した新卒へ全てを説明する為に、経理部で新人である私が完璧に出来ていなければならないようです。
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