『ああ、死にたい。』そう呟く18時37分
二次面接という名の社長面接の連絡が来たのが、一次面接から15日後。



一次面接終了後、疫禅士さんから出入り口に案内される中で言われていた一週間を過ぎた辺りで、サイレントお祈りだろうなと思っていたので、単純に驚きました。




悲しいことに、この時二次面接に進めていた企業が無かったので受けることにしました。




関西支社に出向いたら、関西支社の部屋の隣の会議室が押さえられなかったようで、
一番近くの店舗が管理している会議室の1つに案内されました。



寒空強風吹き荒れる中、
関西支社のビル前で脱いだコートも羽織ることもなく、
徒歩8分ほど。


慣れないヒールで駆け足はしんどかったー。
会議室からエレベーターまでなら、なんとかなっていたんですけどね。



「社長は気さくで良い人ですよ~。」なんて、疫禅士さんの自社絶賛を聞きながら、この時点で面接開始時間を20分経過。



・・・あれ?
確か、
面接開始時間より15分前には関西支社のビルに着いた。
6階とはいえ、エレベーターで1分もかからないはず。
早すぎたかなと思ったぐらいでしたから。






疫禅士さんが会議室を退室して10分過ぎた辺りに社長登場。



第一声が、疫禅士さんが10年勤めていて一番長い、でした。
次は、募集要項に書いてあった事を話されました。
その次が、最後に質問は?でした。


鉄板の質問をして、鉄板の答えが返ってきて、終了。



疫禅士さんが迎えに来るからと、社長退室。
時計を見ると、面接開始時間から30分ちょっと経過。



それから10分ほどして、疫禅士さんが来て会議室の出入り口で別れました。



えーっと・・・。
ちょっと整理しましょうか。


面接開始前の15分は私の個人的な時間配分だったから省いたとして、
会議室に着くまで20分、
社長が来るまで10分、
面接時間5分、
疫禅士さんが迎えに来るまで10分。




面接時間が5分はたまにあったけど、移動と待機に40分かけた会社は初めてでしたね。

疫禅士さんが来た理由も、よくよく考えると後片付けしにくるついでのような気がしました。
< 3 / 151 >

この作品をシェア

pagetop