漣瀬くんが怖くて学校行けない
…いいいいきなり何言ってんのこの人は!
付き合う?
え?
なにそれ?!
初対面だよね?
今日出会ったばっかりだよね?
いや、私が凄い美少女とかならまだしも…

「…な、漣瀬君……本気…?もしかして…誰かに罰ゲームやらされてる?」

訳の分からないこの展開についていけない私には、その考えしか浮かばなかった。
しかし、漣瀬君はハハハと笑って首を横に振ると、

「俺がそんなくだらないことする訳ないだろ?本気だよ。」

と、私の目を真っ直ぐ見て言った。
< 19 / 30 >

この作品をシェア

pagetop