漣瀬くんが怖くて学校行けない
私は前の学校の時、今日みたいに絡んでくれる子がいない時(…って言ってもほぼ毎日だったけど)屋上でご飯を食べていた。
その癖で、2人とご飯を食べ終わり、昼休みの時間が沢山余った今、私はなんとなく屋上に来ていた……のだが…

「よう。マオ。」

そこには先客…漣瀬君がいた。

マオって…

私はむすっとしながら漣瀬君を無視した。

「あれ?何怒ってんの?」

私は我慢できなくなり、またもやとぼける漣瀬君をキッと睨んで、言い返した。
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