ちぃさな恋。
プロローグ
 わたしの子供の頃の一番古い古い3才の記憶。。。。

 小さい頃のわたしの家族は・・・、

 おばぁちゃんがいて、

 ママとパパがいて、

 おにぃちゃんと
 おねぇちゃんがいて、

 そして、まだ3歳の

 わたしσ(´・ω・`)

 がいて・・・。

ママも、周りの人も、そしてわたし自身も、わたしの事を “ちぃたん”って呼んでいました。

(/。<)ハズカシィ~★


 ある日、わたしも、おねぇちゃんも、パパやおにぃちゃんのコトが大好きだったのに・・・、パパとママがお別れすることになりました。

 おにぃちゃんは、パパの方についていく事になって・・・『さようなら』しなければならなくなってしまって・・・。

 でも、わたしは当時3才。

 まだ、何がなんだかよく理解できないおチビちゃんだったワケで・・・。

 ただ、想い出に残っているのは、

 最後にパパと一緒にお風呂に入った事。

 未熟児で生まれて、3才まで育っていたといえど・・・、同い年の普通の子達に比べ、ぜんぜん小さくて、小さくて・・・。

 まるでお人形のように小さくて体重も軽かったわたしを抱きかかえ、パパが “最後のお風呂”で、わたしの体を丁寧に洗ってくれたこと・・・、

 なんとなくだけど、覚えているんだ。



 そして・・・、

 その次の日から、

 おにぃちゃんも、
 パパも、
 おばぁちゃんも、

 何処かに行っちゃったまま帰ってこなくなっちゃたの。

 その後・・・、
 おにぃちゃんはパパについて行って、パパとおばあちゃんと、違うお義母さんと一緒に暮らしていたんだ。
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