﹢◊*゚悲しみの果てに﹢◊*゚
誠「…あんたは?」
茉美「茉美…藤井 茉美」
誠は微笑みながら私に近寄り
優しい声で「茉美」っと呼んだ。
私は一瞬胸がドキッとした。
今、私はきっと夢の中だ
そう錯覚させるほど貴方は
ーとても綺麗で美しかったー
誠「ここは俺達の縄張りなんだ」
茉美「……?なわ、ばり?」
誠「そう、縄張り。ここにいたら危ない。」
だから帰れっと私を少し睨みながら言った
茉美「あの……」
誠「なに?」
茉美「……また、会えますか?」
私は自然とそんなことを口走っていた