﹢◊*゚悲しみの果てに﹢◊*゚

母「茉美は?どうしたいの?」


茉美「私は産みたいと思ってる。
聖との子供をどうしても産みたい。」


母「気持ちは分かった。
だけどね、産みたい!はい、そうですか
なんて言えるわけないじゃない。
茉美、貴方にはまだ無理よ」


茉美「そんな!お母さん私おろしたくないよ!」


母「子供が子供を産むなんてなに考えてるの?
聖くんの言う通り貴方達には稼ぎがない。
子供を産む、育てるその費用がないじゃない!」


茉美「それでも私は産みたいの!」


聖「茉美、落ち着け」


母「茉美!貴方、お金はどうするの?!
学校はどうするの!?
聖くんだって学校を辞めることになるのよ?」


聖「お母さん、俺は妊娠の話を
聞いた時、学校は辞めて働くことを
決心しています」
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