﹢◊*゚悲しみの果てに﹢◊*゚

お母さんが聖に連絡してくれて
私は家に帰ってからも部屋に閉じこもり
ひたすら泣き続けた。


聖からの電話も出られずにいると



部屋に聖が入ってきた


聖「……茉美…?」

茉美「………」

聖「聞いたよ、全部」

茉美「……ごめっ聖。私、私ごめんなさいっ!!」

聖「赤ちゃんのことは残念だったけど
茉美に何も無くて俺は安心したよ」



は?赤ちゃんは残念?安心した?
赤ちゃんは死んだんだよ?


あんなに小さな体で小さな命で
一生懸命に生きようとしてたのに
私が殺したんだよ……?
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