希望の夢路
「んー、かっこいいー!しーげーくんっ♡ふふっ」
だめだ。もう、限界。
僕は彼女の手から携帯を取りあげた。
「あー!博人さん、返してくださいっ!」
そう言って口を尖らせた彼女は、僕の手にある携帯を奪い取ろうとする。
しかし、そんなことはさせない。
「だめ。佐藤重幸にばかり夢中になるなよ」
「だって、しげくんかっこいいんだもん」
僕の気持ちを、全くわかってない。
僕は今、嫉妬してるんだぞ。
何をするか、わからないんだぞ。
僕は携帯をテーブルに置き、すかさず彼女を抱きしめた。強く強く。
「んっ、博人さん、ずるい」
これじゃあ、しげくん見れない、と文句を言う彼女。確かに重幸はかっこいいよ。それは認める。僕が勝てないのもわかる気がする。でもね、心愛ちゃん。君を守れるのは幸せに出来るのは、僕だけなんだ。そうだよね?
心愛ちゃんは、僕にとってどんな存在?教えてよ。
「心愛ちゃんは、僕のことどう思ってる?」
「どうしたんですか、急に」
「いや、なんとなく」
「もう、智也に嫉妬してるんですか?」
彼女が笑うから、腕に力が籠る。
「私、博人さんのこと大好きです。博人さんは私をいつも大切に思ってくれて、守ってくれる素敵な人です」
「本当?」
「はい。大好きです」
「重幸とどっちが好き?」
「えっ?うーん、決められない〜」
心愛ちゃん、そこは僕だというところじゃないか。決められないなんて、酷いよ。そんな君に少しだけ意地悪するけど、これくらいは許してね。
「ん、…!!」
彼女は驚きのあまり声が出なかった。
その代わりに、僕の服をぎゅっと、強く掴んだ。
僕は彼女の顎を少しだけ強く掴み、彼女の口を開いた。
「んうっ、やっ、」
抵抗する彼女を優しく抑え、彼女の少しだけ開いた唇の隙間から、僕は舌をねじ込んだ。
「…っ、!!」
彼女は逃げようとするが、僕は逃がさない。彼女はぎゅっと僕の服を掴んだまま、目を潤ませていた。
彼女の息が、上がってきた。
これ以上続行すると、彼女の方が参ってしまいそうだ。
僕は、彼女から唇を離した。
だめだ。もう、限界。
僕は彼女の手から携帯を取りあげた。
「あー!博人さん、返してくださいっ!」
そう言って口を尖らせた彼女は、僕の手にある携帯を奪い取ろうとする。
しかし、そんなことはさせない。
「だめ。佐藤重幸にばかり夢中になるなよ」
「だって、しげくんかっこいいんだもん」
僕の気持ちを、全くわかってない。
僕は今、嫉妬してるんだぞ。
何をするか、わからないんだぞ。
僕は携帯をテーブルに置き、すかさず彼女を抱きしめた。強く強く。
「んっ、博人さん、ずるい」
これじゃあ、しげくん見れない、と文句を言う彼女。確かに重幸はかっこいいよ。それは認める。僕が勝てないのもわかる気がする。でもね、心愛ちゃん。君を守れるのは幸せに出来るのは、僕だけなんだ。そうだよね?
心愛ちゃんは、僕にとってどんな存在?教えてよ。
「心愛ちゃんは、僕のことどう思ってる?」
「どうしたんですか、急に」
「いや、なんとなく」
「もう、智也に嫉妬してるんですか?」
彼女が笑うから、腕に力が籠る。
「私、博人さんのこと大好きです。博人さんは私をいつも大切に思ってくれて、守ってくれる素敵な人です」
「本当?」
「はい。大好きです」
「重幸とどっちが好き?」
「えっ?うーん、決められない〜」
心愛ちゃん、そこは僕だというところじゃないか。決められないなんて、酷いよ。そんな君に少しだけ意地悪するけど、これくらいは許してね。
「ん、…!!」
彼女は驚きのあまり声が出なかった。
その代わりに、僕の服をぎゅっと、強く掴んだ。
僕は彼女の顎を少しだけ強く掴み、彼女の口を開いた。
「んうっ、やっ、」
抵抗する彼女を優しく抑え、彼女の少しだけ開いた唇の隙間から、僕は舌をねじ込んだ。
「…っ、!!」
彼女は逃げようとするが、僕は逃がさない。彼女はぎゅっと僕の服を掴んだまま、目を潤ませていた。
彼女の息が、上がってきた。
これ以上続行すると、彼女の方が参ってしまいそうだ。
僕は、彼女から唇を離した。