希望の夢路
どうしよう。
私の体に愛を教え込むって、
絶対、絶対、その、あれだよね?
不安がる私を見て、彼はふっと笑った。
「安心して。心愛ちゃんを襲うことはしない。ただ…」
「た、ただ…?」
「ちょっとだけ…」
彼が私から手を離して、私の首に触れる。
「ひ、ろくん…?」
彼の指が、私の首をとんとん、とつついた。
「んっ、どうしたの?ねえ、ひろくん」
私は驚いて私の首をつつく彼の指を掴んだ。
「ちょっとだけ…心愛ちゃんを味わおうかな」
こ、怖いよ…何をされるの…?
「んっ…あっ…」
彼が優しく私の首に舌を這わせる。
少しずつ、少しずつ。
私の反応を試すかのように、
ゆっくりと私の首筋を堪能する彼。
「嫌だったら言って。やめるから」
「そ、んな…」
「やめる?」
そんなこと、言わないで。
怖いって思った。
何をされるんだろうって。
でも彼は、少しずつだけど『愛を教え込んで』くれているんだろうと思う。
怖いって思ってたのに、
彼に優しく愛撫されるうちに、
私は気持ちよくなってきてしまって
なんだか私が私じゃないみたい。
甘く体が痺れてくるみたいな、
なんだろう、この感覚。
「ん……」
私が身をよじると、彼は逃さないとばかりに私にキスをする。
私が、彼のキスに弱いということをしっていて、わざとこんなことをする。
意地悪な彼だけど、大好き。
「心愛ちゃん?どうする?やめるかい」
「いや…やめないで…っん!」
私がやめないでと言った瞬間、
再び彼は私の首に舌を這わせた。
ああ…どうしよう。感じてしまう。
体が、敏感に動いてしまう。
そんな敏感に感じる私の体を、彼は自分の体としっかり重ね合わせて愛撫を続行する。
彼は優しい。本当は体を重ねたいだろうに、そんなことはせずに私の首筋を愛撫するだけでとどめてくれる。
無理強いはしないで、私のことを第一に考えてくれる。嬉しい。
互いに服を着たまま体を密着させているのに、なぜか彼の逞しい体を感じてしまう。だから私は、彼の腕を辿ってしっかりと掴む。
「もう、限界?」
彼がそう言うから、私はこう言うの。
「もっと…して。もっと、もっと…」
「ん。わかった…」
そう言って彼は再び私の首を堪能する。
私の首はそんなに、良い香り?
何もしてないのに、彼は良い匂いだ、と言って私の首を撫でながら私の甘い声を聞いて、満足げに笑った。
私の体に愛を教え込むって、
絶対、絶対、その、あれだよね?
不安がる私を見て、彼はふっと笑った。
「安心して。心愛ちゃんを襲うことはしない。ただ…」
「た、ただ…?」
「ちょっとだけ…」
彼が私から手を離して、私の首に触れる。
「ひ、ろくん…?」
彼の指が、私の首をとんとん、とつついた。
「んっ、どうしたの?ねえ、ひろくん」
私は驚いて私の首をつつく彼の指を掴んだ。
「ちょっとだけ…心愛ちゃんを味わおうかな」
こ、怖いよ…何をされるの…?
「んっ…あっ…」
彼が優しく私の首に舌を這わせる。
少しずつ、少しずつ。
私の反応を試すかのように、
ゆっくりと私の首筋を堪能する彼。
「嫌だったら言って。やめるから」
「そ、んな…」
「やめる?」
そんなこと、言わないで。
怖いって思った。
何をされるんだろうって。
でも彼は、少しずつだけど『愛を教え込んで』くれているんだろうと思う。
怖いって思ってたのに、
彼に優しく愛撫されるうちに、
私は気持ちよくなってきてしまって
なんだか私が私じゃないみたい。
甘く体が痺れてくるみたいな、
なんだろう、この感覚。
「ん……」
私が身をよじると、彼は逃さないとばかりに私にキスをする。
私が、彼のキスに弱いということをしっていて、わざとこんなことをする。
意地悪な彼だけど、大好き。
「心愛ちゃん?どうする?やめるかい」
「いや…やめないで…っん!」
私がやめないでと言った瞬間、
再び彼は私の首に舌を這わせた。
ああ…どうしよう。感じてしまう。
体が、敏感に動いてしまう。
そんな敏感に感じる私の体を、彼は自分の体としっかり重ね合わせて愛撫を続行する。
彼は優しい。本当は体を重ねたいだろうに、そんなことはせずに私の首筋を愛撫するだけでとどめてくれる。
無理強いはしないで、私のことを第一に考えてくれる。嬉しい。
互いに服を着たまま体を密着させているのに、なぜか彼の逞しい体を感じてしまう。だから私は、彼の腕を辿ってしっかりと掴む。
「もう、限界?」
彼がそう言うから、私はこう言うの。
「もっと…して。もっと、もっと…」
「ん。わかった…」
そう言って彼は再び私の首を堪能する。
私の首はそんなに、良い香り?
何もしてないのに、彼は良い匂いだ、と言って私の首を撫でながら私の甘い声を聞いて、満足げに笑った。