私だけの王子様
カフェは、自然をモチーフにしている感じだった。
私は、カプチーノを。楓は、季節限定の桜カプチーノを。
そして、私に、楓がにっと笑い、
「いいとこでしょー!ネットに載ってて、行きたかったんだ
よねー!」
「うん!いいとこだね!落ち着くなー。」
「ところでさ、テストどうだった?私は、やばいよー。」
「うーん。まぁ、そこそこかな。」
「なにそれー!本当はすごく良かったんでしょ?」
「そんなことないよー。」
なんて、他愛のない会話をしていたら、気づけばもう夕方。
「今日はありがと!楽しかった!これならも仲良くしてね! 結愛!」
「え!...」
「あ、...ごめん、つい呼び捨てで...」
「嬉しい!ありがと!楓!!!」
よかった。ほんとに良かった。友達が出来た。
そしてその後、家にお互い向かった。
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