私だけの王子様
家に帰ると、母もいた。
「友達できたのー?昼ごはんがまだ置いてあるから。」
「うん。出来た。」
「良かったじゃない!今日はお祝いね!」
え...!そんな友達ができたくらいで。大げさな母です(笑)
「河川敷にでも行ってこようかな。」
「気をつけていくのよー!」
あ、...でも、馬場くんがいるかな。
迷惑がられるかな。でも、あの場所は、私と、翔琉の思い出の場所。誰がいようと、関係ない。
思い切って河川敷に向かった。
あれ?馬場くんいない。よかったー!
木の下に腰をおろす。
「翔琉?今日ね、楓という大事な友達ができたんだよ?もう、翔琉に心配かけなくて済むよ。」
「何してんの?誰に話してんのさ、キモ。」
「えっ!?びっくりした...」
てか、この人、今私に『キモ。』って言った!
酷いなぁ。でもなんでここを知ってんのかな?
「あの...なんでここを知ってるんですか?」
「は?...関係ねーだろ。」
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