ありえないよ。
「ただいま」
ガチャ、とドアを開ける。
『・・・・・・・・・・・・・』
誰も居ないみたい。あ、今日は両親とも仕事だったっけな。
働くことはいいことだー・・・とつぶやいて部屋に行く。
「ドサリ」
荷物を置いて、何気なく天井を見る。
「なんか・・・・短い時間でいろいろあったな・・・・」
男との出会い。ほんの数分のことでしかなかったような気がするけどすごく印象に残っている。
「今日買った本読もっと」
鞄から買った本を取り出しごろんとベットに横になる。
本を開くとそこには・・・
「な、なんじゃこれぇぇ!!;」