おじさんは予防線にはなりません
「職場じゃないんだから名前で呼んで。
大河。
はい」
はい、とか促して、期待を込めた目で見つめられても困る。
「た、大河……さん」
「ブー。
大河って呼ばないと返事しない」
ぷいっ、子供のようにむくれて顔を背けられ、途方に暮れてしまう。
「た、大河」
「なに?」
ぱーっと満面の笑みで見つめられるとま、眩しすぎる。
例のごとく、ミニチュアダックスのふさふさのしっぽがパタパタ振られていておかしくなってくる。
ちなみにいっておくけど、私が宗正さんにイメージしているミニチュアダックスはクリーム色の毛が長いタイプだ。
「大河は浴衣じゃないんですね」
「ブー。
敬語も禁止ー」
大河。
はい」
はい、とか促して、期待を込めた目で見つめられても困る。
「た、大河……さん」
「ブー。
大河って呼ばないと返事しない」
ぷいっ、子供のようにむくれて顔を背けられ、途方に暮れてしまう。
「た、大河」
「なに?」
ぱーっと満面の笑みで見つめられるとま、眩しすぎる。
例のごとく、ミニチュアダックスのふさふさのしっぽがパタパタ振られていておかしくなってくる。
ちなみにいっておくけど、私が宗正さんにイメージしているミニチュアダックスはクリーム色の毛が長いタイプだ。
「大河は浴衣じゃないんですね」
「ブー。
敬語も禁止ー」