おじさんは予防線にはなりません
「えーっとね。
気持ちは嬉しいんだけど、千明希さんが作ってくれるって」

「そっか。
残念。
じゃあさ、子供服作らせてよ!
それならいくらあっても邪魔にならないだろ」

「うん、じゃあお願いする」

大河とはもう、友達にも戻れないと思っていた。
こんな関係に戻してくれた作者に、少しだけ感謝した。

「でも作者、どうせならオレとリズの馴れ初めとか書いてほしかったー。
リズとか一瞬も出番なかったし」

「私も知りたかったー」

「スピンオフとかで書いてくれないかな」
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