家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~
すーっと銀縁眼鏡の奥の目が、切れそうなくらい細められてぶるりと身体が震える。
「……案外、喜んでいらっしゃったんじゃないですか」
「なっ」
図星を指されて言葉に詰まる。
確かに執事は書かないなど言っておきながら、資料になるかもとこっそり、観察していたのも事実。
「私に同意を取らず、写真など撮影していらっしゃいましたよね」
「うっ」
「そういうの、なんというかご存じですか……?」
ゆっくりと松岡さんの顔が近づいてくる。
「……盗撮、っていうんですよ」
バリトンボイスが耳元で囁かれる。
震える息を吐き出し松岡さんを見上げた。
目のあった彼がにっこりと笑い、私は完全にフリーズした。
「この服以外に問題がないのなら、契約をお願いしたいのですが」
「……案外、喜んでいらっしゃったんじゃないですか」
「なっ」
図星を指されて言葉に詰まる。
確かに執事は書かないなど言っておきながら、資料になるかもとこっそり、観察していたのも事実。
「私に同意を取らず、写真など撮影していらっしゃいましたよね」
「うっ」
「そういうの、なんというかご存じですか……?」
ゆっくりと松岡さんの顔が近づいてくる。
「……盗撮、っていうんですよ」
バリトンボイスが耳元で囁かれる。
震える息を吐き出し松岡さんを見上げた。
目のあった彼がにっこりと笑い、私は完全にフリーズした。
「この服以外に問題がないのなら、契約をお願いしたいのですが」