中高生(前半)
3章 体育祭
体育祭前
【体育祭】
私たちの中学校は3学年合わさり6つの団に分かれる。私の中学最後の団色は赤団に決定した。
その後団長・副団長を決めることになった。リボンが他の子より特別長くかっこよくて中1から憧れてた副団長。なな(クラスで1番の仲良しの友達)にも副団長やりたいなって言っていた。でもそんな勇気なくて迷っていた。
先生「よし、決めるぞ、誰か手を挙げてー」
そしたら
友達なな「推薦してもいいですか」
先生「いいぞーそっちの方がありがたい」
「みきを副団長に推薦したいです」ってななが背中を押してくれた
先生「渡辺、どうだ、やってみないか」
「はい、やりたいです!」
「じゃあ副団長は決まりな、次団長、、、」
団長おた 副団長みきに決まった
「ななのおかげで副団長なれた。ありがとう」
「全然、よかったやん。ちゃんと支えるからがんばれ」
それから次の日、赤団が集まる集会が行われた。
団長・副団長のあいさつがあり、すごく緊張する中で君を見つけた。偶然君と同じ赤団になった
それは偶然じゃなく運命だったのかもしれない
君「みき先輩が副団長なんて頼りがいがないな」
「ひどいな、こう見えてちゃんとできますよーだ」
数日後本格的に体育祭に向けて練習を始めた、もちろん狙うは優勝。優勝旗を持ってみんなと終わりたい
私のクラスは学年でも上位に入るいい感じだった。でも女子のリレーは最下位。
私がクラスで1番足が速いみたいでトップバッターを走ることになった。けどトップバッターでいい思い出がない。中2の時もトップバッターで走り練習では学年1位、このままいけば学年優勝もいけるかもって言われてたのに。本番接戦の中隣の子とぶつかりバトンを落としてしまった。私のせいで最初6位。結果としてはクラスの子が頑張ってくれたおかげで3位まで上がっていた。みんなにすぐにありがとうごめんなさいって言わなきゃいけないのにずっと泣いてしまった。1人で歩けない、友達に支えてもらっていた。そんな思い出と共に走るトップバッター。
練習はいい感じ、友達にもアドバイスもらったし本番も頑張ろう。
その後私は君のいるクラスへ練習を見に来た。大縄の練習、回し手をして一生懸命にやる君を見てちょっとドキってしたのは秘密。たくさん会う機会も増えてどんどん仲良くなる一方、先輩後輩の関係であることも忘れそうになる。
「みき先輩、明日体育祭ですね、頑張りましょうね」
「もちろん、優勝するよ!」
「ひとつお願いしてもいいですか? 俺リレー1番で走ります、ちゃんと見ていてください必ず1番でバトンを繋ぎます、応援してくださいね」
「当たり前やん、応援するよ」
「よかった。もし1番でバトンを繋げたら·····」
「繋げたら?」
「やっぱなんでもないです、忘れてください」
「なにー気になるやん」
「いいんです、明日緊張しすぎて選手宣誓噛まないでくださいね」
「あ、やばいかも。」
「ちゃんと見てますからね、」
リレー終わったらなにかあるのかな、まあなんにもないよね
たくからもLINEが来た
(たくは同じクラスの友達、)
「みき、明日は頑張ろうな」
「もちろん、最後くらい優勝したいよね」
「あーもう明日緊張する」
「いやいや、うちより緊張することなんてないやら、あ、でもたくもトップバッターで走るよね、うちの中2のことみたいにならんようにね」
「そんなことならないから安心してや、緊張するのは他のことやけどね」
「他ってなんかあったっけ」
「まあ明日のお楽しみっていうことで」
「わかりましたー」
明日は本番頑張らないと、優勝できるといいな
体育祭当日
朝クラスでSHLを行なった時に
たく「ちょっといいですか、みき前に出てきてほしい」
「え、冗談でしょ?」
「いいから早く来て」
「う、うん」
「みき、体育祭の副団長お疲れ様、大変なこともあったけど呼びかけとか仕事責任もってくれてありがとう。これからホントの体育祭はじまるけど優勝しようね、頑張ろうね。それともう1つ、俺はずっと、ずっと前から、、、」
「、、、」
なな「おうも前来て 私からも」
おう「、、、」
2人の前に
ひな「じゃーーーーーーーーん受け取って、ビックリした?」
って渡してきたものそれはみんなからのメッセージカード
それを受け取った
「めっちゃビックリしたやん、てかうち顔真っ赤やん」
おう「ビックリしすぎた俺も。まさかたくがみきに公開告白すると思った」
ひな「たくが告白すると思った?」
「そりゃ告白というより普通にビックリしてなんにも言えんかった」
なな「普通に渡すだけじゃつまらないからってひなが考えた。ドッキリメッセージカード渡しだよ」
ひな「ドッキリ大成功」
たく「いやー緊張した、俺も顔赤いし。昨日の夜言ったやん。緊張するって、このことだよ。」
なな「クラスみんな知ってて協力してくれたんやお」
おう「俺は知らなかったけどな」
ひな「おうは知らなくて当たり前」
「みんなありがとう」
なな「もーみき、泣かないでよ。本番前に泣くなんてみきらしいね。目が腫れちゃうよ」
「ほんとにありがと、めっちゃ嬉しい」
先生「よしそれじゃあちょうど前に団長・副団長がいるから最後の挨拶してもらおうじゃないか。じゃあ副団長から」
「はい、みんなからのメッセージカード嬉しすぎます。ほんとにありがとう。絶対優勝しようね、リレーのトップバッターは任して、絶対1位でバトン繋げるから。みんなで頑張ろう」
おう「みんなありがと、俺からはこれだけ。絶対優勝するぞー」
みんな「おーーーーー」
ほんとに嬉しかった、みんなからのメッセージカード。副団長やっててよかったって思えた。
グランドに移動中
りゅうき「どーしたんですか、先輩目腫れてますよ」
「なんにもないよ、ちょっとクラスの子にサプライズしてもらってさ」
「あーなるほど、それより昨日言ったこと覚えてますか」
「覚えてるよ、ちゃんと見てるよ」
「よかった。じゃあ頑張りましょうね」
なな「みーき、行こう、今の子誰ー?」
「後輩だよバレー部の」
「へー、まあいいや体育祭頑張るよ」
体育祭選手宣誓も間違えずに出来た
競技開始
まずは1年生男子のリレー
私は君のもとへ行き「がんばれ、見てるよ」って言ってお守りを渡し席に戻った。
先生「位置について、よーいどーーーんパン」
一斉に走り出しトップバッターで走った君が1番にバトンを繋いだ。(1位だ。おめでとうと心の中で伝えた)
嬉しそうに団席に帰ってくる君が私に
「見てました?1位でバトン渡せました」
「見てたよちゃんと」
「後で話したいことあるんで待っててください」
といい残し自分の席に戻って行った
次は私の学年女子リレーがはじまる
めっちゃ緊張した。君の方見ると頑張れってすごく応援してくれてた。なんだか嬉しくて落ち着けた。
先生「位置について、よーいどーーーんパン」
前しか見えない、どんどん入り込みバトンも落とすことなく1番にバトンを渡すことが出来たがクラスの結果は4位だった。
でも最下位から抜け出せた。嬉しかった。
団席に戻ると君が
「おめでとう。さすが先輩」と伝えてくれた
クラスの男子のリレーもぶっちぎり1位をとった。
その後競技も続き、競技が全て終わった。優勝も準優勝も難しい結果という感じだったが少しだけ期待していた。願った
結果発表の時
校長「第3位青団 準優勝赤団 優勝白団 」
(あれ、今赤団呼ばれた?)
おう「俺ら準優勝だよ」
「やったね、準優勝できた」
赤団「やったーーーーーーーー」
準優勝の盾と賞状をもって最後の団席に移動して最後に話して集合写真を笑顔で撮って解散した。
私たちの中学校は3学年合わさり6つの団に分かれる。私の中学最後の団色は赤団に決定した。
その後団長・副団長を決めることになった。リボンが他の子より特別長くかっこよくて中1から憧れてた副団長。なな(クラスで1番の仲良しの友達)にも副団長やりたいなって言っていた。でもそんな勇気なくて迷っていた。
先生「よし、決めるぞ、誰か手を挙げてー」
そしたら
友達なな「推薦してもいいですか」
先生「いいぞーそっちの方がありがたい」
「みきを副団長に推薦したいです」ってななが背中を押してくれた
先生「渡辺、どうだ、やってみないか」
「はい、やりたいです!」
「じゃあ副団長は決まりな、次団長、、、」
団長おた 副団長みきに決まった
「ななのおかげで副団長なれた。ありがとう」
「全然、よかったやん。ちゃんと支えるからがんばれ」
それから次の日、赤団が集まる集会が行われた。
団長・副団長のあいさつがあり、すごく緊張する中で君を見つけた。偶然君と同じ赤団になった
それは偶然じゃなく運命だったのかもしれない
君「みき先輩が副団長なんて頼りがいがないな」
「ひどいな、こう見えてちゃんとできますよーだ」
数日後本格的に体育祭に向けて練習を始めた、もちろん狙うは優勝。優勝旗を持ってみんなと終わりたい
私のクラスは学年でも上位に入るいい感じだった。でも女子のリレーは最下位。
私がクラスで1番足が速いみたいでトップバッターを走ることになった。けどトップバッターでいい思い出がない。中2の時もトップバッターで走り練習では学年1位、このままいけば学年優勝もいけるかもって言われてたのに。本番接戦の中隣の子とぶつかりバトンを落としてしまった。私のせいで最初6位。結果としてはクラスの子が頑張ってくれたおかげで3位まで上がっていた。みんなにすぐにありがとうごめんなさいって言わなきゃいけないのにずっと泣いてしまった。1人で歩けない、友達に支えてもらっていた。そんな思い出と共に走るトップバッター。
練習はいい感じ、友達にもアドバイスもらったし本番も頑張ろう。
その後私は君のいるクラスへ練習を見に来た。大縄の練習、回し手をして一生懸命にやる君を見てちょっとドキってしたのは秘密。たくさん会う機会も増えてどんどん仲良くなる一方、先輩後輩の関係であることも忘れそうになる。
「みき先輩、明日体育祭ですね、頑張りましょうね」
「もちろん、優勝するよ!」
「ひとつお願いしてもいいですか? 俺リレー1番で走ります、ちゃんと見ていてください必ず1番でバトンを繋ぎます、応援してくださいね」
「当たり前やん、応援するよ」
「よかった。もし1番でバトンを繋げたら·····」
「繋げたら?」
「やっぱなんでもないです、忘れてください」
「なにー気になるやん」
「いいんです、明日緊張しすぎて選手宣誓噛まないでくださいね」
「あ、やばいかも。」
「ちゃんと見てますからね、」
リレー終わったらなにかあるのかな、まあなんにもないよね
たくからもLINEが来た
(たくは同じクラスの友達、)
「みき、明日は頑張ろうな」
「もちろん、最後くらい優勝したいよね」
「あーもう明日緊張する」
「いやいや、うちより緊張することなんてないやら、あ、でもたくもトップバッターで走るよね、うちの中2のことみたいにならんようにね」
「そんなことならないから安心してや、緊張するのは他のことやけどね」
「他ってなんかあったっけ」
「まあ明日のお楽しみっていうことで」
「わかりましたー」
明日は本番頑張らないと、優勝できるといいな
体育祭当日
朝クラスでSHLを行なった時に
たく「ちょっといいですか、みき前に出てきてほしい」
「え、冗談でしょ?」
「いいから早く来て」
「う、うん」
「みき、体育祭の副団長お疲れ様、大変なこともあったけど呼びかけとか仕事責任もってくれてありがとう。これからホントの体育祭はじまるけど優勝しようね、頑張ろうね。それともう1つ、俺はずっと、ずっと前から、、、」
「、、、」
なな「おうも前来て 私からも」
おう「、、、」
2人の前に
ひな「じゃーーーーーーーーん受け取って、ビックリした?」
って渡してきたものそれはみんなからのメッセージカード
それを受け取った
「めっちゃビックリしたやん、てかうち顔真っ赤やん」
おう「ビックリしすぎた俺も。まさかたくがみきに公開告白すると思った」
ひな「たくが告白すると思った?」
「そりゃ告白というより普通にビックリしてなんにも言えんかった」
なな「普通に渡すだけじゃつまらないからってひなが考えた。ドッキリメッセージカード渡しだよ」
ひな「ドッキリ大成功」
たく「いやー緊張した、俺も顔赤いし。昨日の夜言ったやん。緊張するって、このことだよ。」
なな「クラスみんな知ってて協力してくれたんやお」
おう「俺は知らなかったけどな」
ひな「おうは知らなくて当たり前」
「みんなありがとう」
なな「もーみき、泣かないでよ。本番前に泣くなんてみきらしいね。目が腫れちゃうよ」
「ほんとにありがと、めっちゃ嬉しい」
先生「よしそれじゃあちょうど前に団長・副団長がいるから最後の挨拶してもらおうじゃないか。じゃあ副団長から」
「はい、みんなからのメッセージカード嬉しすぎます。ほんとにありがとう。絶対優勝しようね、リレーのトップバッターは任して、絶対1位でバトン繋げるから。みんなで頑張ろう」
おう「みんなありがと、俺からはこれだけ。絶対優勝するぞー」
みんな「おーーーーー」
ほんとに嬉しかった、みんなからのメッセージカード。副団長やっててよかったって思えた。
グランドに移動中
りゅうき「どーしたんですか、先輩目腫れてますよ」
「なんにもないよ、ちょっとクラスの子にサプライズしてもらってさ」
「あーなるほど、それより昨日言ったこと覚えてますか」
「覚えてるよ、ちゃんと見てるよ」
「よかった。じゃあ頑張りましょうね」
なな「みーき、行こう、今の子誰ー?」
「後輩だよバレー部の」
「へー、まあいいや体育祭頑張るよ」
体育祭選手宣誓も間違えずに出来た
競技開始
まずは1年生男子のリレー
私は君のもとへ行き「がんばれ、見てるよ」って言ってお守りを渡し席に戻った。
先生「位置について、よーいどーーーんパン」
一斉に走り出しトップバッターで走った君が1番にバトンを繋いだ。(1位だ。おめでとうと心の中で伝えた)
嬉しそうに団席に帰ってくる君が私に
「見てました?1位でバトン渡せました」
「見てたよちゃんと」
「後で話したいことあるんで待っててください」
といい残し自分の席に戻って行った
次は私の学年女子リレーがはじまる
めっちゃ緊張した。君の方見ると頑張れってすごく応援してくれてた。なんだか嬉しくて落ち着けた。
先生「位置について、よーいどーーーんパン」
前しか見えない、どんどん入り込みバトンも落とすことなく1番にバトンを渡すことが出来たがクラスの結果は4位だった。
でも最下位から抜け出せた。嬉しかった。
団席に戻ると君が
「おめでとう。さすが先輩」と伝えてくれた
クラスの男子のリレーもぶっちぎり1位をとった。
その後競技も続き、競技が全て終わった。優勝も準優勝も難しい結果という感じだったが少しだけ期待していた。願った
結果発表の時
校長「第3位青団 準優勝赤団 優勝白団 」
(あれ、今赤団呼ばれた?)
おう「俺ら準優勝だよ」
「やったね、準優勝できた」
赤団「やったーーーーーーーー」
準優勝の盾と賞状をもって最後の団席に移動して最後に話して集合写真を笑顔で撮って解散した。