My Angel 〜私の天使〜
まぁなにせ、このかわいい彼女とイケメンな彼が一緒に登校してきたのだ。


こうなるのも無理はない。そんな2人が向かってくるのは私の元。


そう、私はこの2人とは大の親友。いつも3人一緒なのだ。そして私はゆきが大好き。


「おはよ!紗凪!今日は早いね!」

「紗凪おはよ」

「おはよ〜!ゆき!今日も可愛いね!」


私はゆきに挨拶がわりのハグをした。

「おい紗凪、俺におはようは?」

「ん?あぁ、おはよ」

「うわ雑っ!」

「でね〜ゆき聞いてよ〜」

「はいはい、なんで今日早いの?」

「俺は?なぁ俺は?」


うるさいな〜、私話そうとしてんじゃん。

「「湊黙って。」」

「はい」


湊のこういうとこ、案外好きだったりする。


私は2人に今日会ったことを話した。


2人はもう大爆笑。私がこんなことするとは思えなかったらしい。


私が寝たことももちろん話した。そしたら2人はさっきの爆笑とは打って変わって静かになったのだ。

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