この溺愛にはワケがある!?
「えーと……何ですかね?これ?」
美織は目をそらした。
「何ですか、とは何だ。男と女がベッドですることなんて一つだと思うが」
隆政は美織が目を逸らした方へ顔を向け、わざと視線を合わせる。
「うーん……しりとりとか?」
「いいな、もちろんしりとりしながらエロいことするんだろ?そういうのも試してみたい!」
「………エロしりとり」
美織はあきれて呟いた。
「ははっ!!そうだな!エロしりとり!」
隆政は『エロしりとり』をヤル気満々らしい。
「あの、でもね?同じところにお爺様とお婆様がいるじゃない?その……ね?」
美織の心配はそれだった。
弾むキングサイズのベッドで隆政と………っていうのはやぶさかではないし、望むところである。
だが二つ壁を隔てたところに行政と小夏がいることを考えると、簡単に行為に及べない!
声も聞こえてしまうかも!
といった不安が美織を押し留めている。
「ああ、そうか!大丈夫。扉を閉めてしまえば、寝室は完全防音だ。鍵も掛けられるし、安心して喘いでいい」
隆政はこれで心配はなくなったな?という素敵な笑顔で言った。
「喘ぐかどうかは別としてっ!本当に聞こえないっていう保証なんてな……んっ……」
強引に唇を合わせてくる隆政に今日は少し余裕が見えない。
美織の意見も主張も今は聞く気がないらしく、思うままに唇を這わせ、至るところにキスの雨を降らせた。
白い肌にきつめに吸い付くと、ほんのりと紅い跡を数ヶ所作る。
それを見て少し落ち着いたのか、漸く体を離して美織を見た。
「わかってないな……今日ずっとみおを取られっぱなしで俺は相当機嫌が悪いんだ。俺のモノなのに……俺のみおなのに!!」
隆政は子供のように拗ねている。
確かに今日一日、小夏と行政は常に美織の側にいて、その後ろから隆政が付いて来るという感じだった。
二人の相手をするのに忙しくて、隆政にまで気が回らなかった。
隆政にとっても美織にとっても今日は記念の日。
本当は二人で過ごしたかったに違いないのに……。
「そうよね……ごめんね……どうすればいい?どうすれば機嫌が直る??」
その形のよい輪郭を両手で包み込み、じっと目を見つめ、美織は隆政に尋ねた。
彼は少し考えた。
そして、ゆっくりと美織の耳元で囁きながら『お願い』をした。
「…………ん。わかった。でもね……あんまり期待しないでよ!は、初めてするんだからね!!」
恥じらい真っ赤になった美織を見下ろして、隆政はちょっとだけ機嫌を直していた。
美織は目をそらした。
「何ですか、とは何だ。男と女がベッドですることなんて一つだと思うが」
隆政は美織が目を逸らした方へ顔を向け、わざと視線を合わせる。
「うーん……しりとりとか?」
「いいな、もちろんしりとりしながらエロいことするんだろ?そういうのも試してみたい!」
「………エロしりとり」
美織はあきれて呟いた。
「ははっ!!そうだな!エロしりとり!」
隆政は『エロしりとり』をヤル気満々らしい。
「あの、でもね?同じところにお爺様とお婆様がいるじゃない?その……ね?」
美織の心配はそれだった。
弾むキングサイズのベッドで隆政と………っていうのはやぶさかではないし、望むところである。
だが二つ壁を隔てたところに行政と小夏がいることを考えると、簡単に行為に及べない!
声も聞こえてしまうかも!
といった不安が美織を押し留めている。
「ああ、そうか!大丈夫。扉を閉めてしまえば、寝室は完全防音だ。鍵も掛けられるし、安心して喘いでいい」
隆政はこれで心配はなくなったな?という素敵な笑顔で言った。
「喘ぐかどうかは別としてっ!本当に聞こえないっていう保証なんてな……んっ……」
強引に唇を合わせてくる隆政に今日は少し余裕が見えない。
美織の意見も主張も今は聞く気がないらしく、思うままに唇を這わせ、至るところにキスの雨を降らせた。
白い肌にきつめに吸い付くと、ほんのりと紅い跡を数ヶ所作る。
それを見て少し落ち着いたのか、漸く体を離して美織を見た。
「わかってないな……今日ずっとみおを取られっぱなしで俺は相当機嫌が悪いんだ。俺のモノなのに……俺のみおなのに!!」
隆政は子供のように拗ねている。
確かに今日一日、小夏と行政は常に美織の側にいて、その後ろから隆政が付いて来るという感じだった。
二人の相手をするのに忙しくて、隆政にまで気が回らなかった。
隆政にとっても美織にとっても今日は記念の日。
本当は二人で過ごしたかったに違いないのに……。
「そうよね……ごめんね……どうすればいい?どうすれば機嫌が直る??」
その形のよい輪郭を両手で包み込み、じっと目を見つめ、美織は隆政に尋ねた。
彼は少し考えた。
そして、ゆっくりと美織の耳元で囁きながら『お願い』をした。
「…………ん。わかった。でもね……あんまり期待しないでよ!は、初めてするんだからね!!」
恥じらい真っ赤になった美織を見下ろして、隆政はちょっとだけ機嫌を直していた。