君が隣にいるだけでいい。
「お、おはよ、じゃないよっ!!どういうこと!?」

「どういうことって....。美佐が酔いつぶれたから、お前の友達が電話くれたんだよ。で、家まで送ってやったんだけど」

「な、何もしてないよね...?」

「何もしねーよ。てかやるわけねーだろ」

彼は呆れたようにため息をつく。

「だ、だよね」

うん。柊翔はそんな奴じゃない。それは昔から知っている。

「あ、ありがとう。送ってくれて」

「うん」

「でも、私のベッドで寝なくたってっ!」

「ごめん。お前ベットに運んだときにそのまま.....」

彼は頭を抱えもう一度、ごめん、と謝った。
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