現在、両片想い中
「んっ…なに…」


抵抗しても、私の力では到底かなうわけも無く
私の頭上に片手で拘束されてしまった。

その間も乱暴なキスは続いた。

息ができないくらい苦しいキスを
何度も何度もされ、身体の力が抜けていくのを感じた。

自力で立てなくなりそうな私の両足の間に
快斗の膝がねじ込まれて、そこに座る形になってしまった。

座った瞬間、ヒヤリとしたのが当たった。

「ひゃっ」
「…フッ……何濡らしてんの?」
「ちが…んっ」

休ませたと思ったらキスをして…
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