現在、両片想い中
なんで赤くなってんの?

不思議でしかならなかった時間は一瞬で終わり
「好き」と告白してしまった事に気づく。


「あっ、その好きっていうのは!!」


やばい…どうしよ………どう言ったらいいの?

顔が真っ赤になる。熱い…。

その時、私の身体は快斗の腕に中に。

え?

顔を上げると、快斗の唇がまた私に重なる。

さっきのよりも、優しい。


「ん…かいと……?」
「さっきの、ほんと?」


快斗の目は真剣で、直視できなかった。

私はうつむいて「そうだよ、責任取ってよ」と言った。
< 22 / 27 >

この作品をシェア

pagetop