現在、両片想い中
「決まんねーなぁ…」
「だから俺が!!」
「うるせぇ、だったら俺なるって」
「はいみんなしー!!!」
「このままじゃ決まる気がしないので、そこでスースー寝てる瀬名にしよう!」

結局先生が快斗を指名して、男子の委員長は
快斗に決定した。


それから、快斗とは委員会の仕事でよく一緒になって、だんだん話すようになった。

最初はかっこいいなぁ、これは人気者になるよね、くらいにしか思ってなかったのに。

「しずく」
「ん?」
「ヘビ」
「きゃあ!!!」

呼ばれて振り向くと、ヘビが目の前にぶら下がっててびっくりして快斗に抱きついてしまった。

快斗は「これおもちゃ」と言って笑った後、「ほんと可愛いな」って微笑んだ。
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