届けこの気持ち
ということがあり、知ってたことをまた姉から報告された。


少しは私の気持ちも考えて欲しいな なんて思ったりもしながら、相槌をちょくちょくはさんできいた。


あーあ、私は初恋を姉に奪われた。
でも、そんなことを言う資格ないな。
私には


怖くて告白すらできなかった。
ただ、そばにいて嫌われない努力をすることに必死になってたもんな。

もう、しょうがないよ。
< 6 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop