レイジングピース

ピローンピローンと携帯が鳴って目が覚めた

僕は携帯をスピーカーにして話した

「はい 明本です」

「もしもし小島です ごめんなさい寝てた？」

「いえいえ大丈夫です で 何かありましたか？」

「ううんーいきなりだけどね サプライズを考えたの」

「はい それでサプライズと言いますと？」

「明日二人で近場の温泉に泊まりに行きません？」

「ええー は はい勿論良いですけど 本当にいきなりですね はは」

「うん 二人の出会いを記念してね」

「ありがとうございます！はい でも女性の人と旅行なんて生まれて初めてで はい」

「気にしないでー では明日の9時に私の家に来てね 車も出すから」

「えええー 明日ですか？ は はい良いですけど旅費の方があるかないか はは」

「それも大丈夫 私が全額受け持ちますよー」

「何から何まで ありがとうございます！」

「良いの良いの 気にしないでね では明日ねー」

「は はい！」


そして電話はきれた


僕は想った

やったー人生で初めての彼女で初旅行だー！と


そして 僕は一日中かけて荷物を用意した


そして 翌朝