素肌に蜜とジョウネツ

ますます副業について、何かの弾みで暴露されたりする確立が……

そんな不安がまたまた浮上して、


「あの……副業について神崎マネージャーにも……」


つい、また念を押す言葉を言ってしまう。


「夕飯出前の代わりに、誰にも言わないと言っているだろ。しつこいな。それとも逆に暴露してほしいのか?」

「そんな逆にはないですっ!」

「あっそ。まぁ、何でもいいや。俺、腹減ってて飯にしたいから、そろそろ隣りに戻ってもらっていい?」

「言われなくても帰りますっ!」


っていうか、

帰ろうとしたところを引き止めたのはそっちだし!

まぁ、

ジッポの件を忘れてた私も悪いけど……

だけど!

こんなに弄られる筋合いはないし!

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