素肌に蜜とジョウネツ
すると、
「雅ちゃん、コイツは絶対やめといた方がいいよ~」
私の隣りに座る、もう一人のお客様がそう口を出す。
「コイツさ、常に何人も彼女がいる様なヤツだからさ。ついさっきも股がけがその内の一人にバレて修羅場」
「おい、それを今言う~?」
「いやいや、さっきの今だから親切心で言ってんだよ~、お前、これ以上女関係こじれるのマジやばいって」
若干、呆れ気味に忠告する隣りのお客様だけど、一方はというと、
「まぁ大丈夫っしょ~」
と雅ちゃんの肩に腕をまわした状態でヘラっと笑ってる。
そんなやりとりを水割りを作りながら見て、
あれ……
こういうタイプって―…
そう思っていると、