素肌に蜜とジョウネツ

「高輪マネージャーからぁ、今まで色々と言われましたけどぉ、ちゃんと自分でもケジメつけなきゃって思ってたんでぇ、夕方、相手に伝えたんですよぉ~…」


明らかに酔っ払い口調の私……


「でも、伝えたのはいいんですけどねぇ、あっさり了承されて~…いや、そこで渋られたら渋られたで困るんですけど……あそこまであっさりなのもですねぇ、女としてどうなんだろうって~…キャッチ入ったでバイバ~イって笑えますよねぇ~…?」


一方的に話を続ける。

高輪マネージャーの反応なんて確認しようともせず、一方的に、ところどころ自分が何を言っているのかわからなくなりながらも話を続けた。

そして、

一通り凌一のコトや、お店での股がけ男のコト、出会いしょっぱなからの失礼極まりない高輪マネージャーの言動にもグチグチネチネチ言い終えると、


「あぁ~…」


無性にノドが乾いた……

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