素肌に蜜とジョウネツ

凌一への気持ちはもうスッキリしているし、

自分の魅力に対してのことも、もうそんなにへこんでない。

それよりも今は、昨日終わったことなんかよりも、目の前に居る高輪マネージャーの事を考えてしまっている私がいて、

ドキドキしたり、キュンとしたり―…

一緒の時間を過ごすほどに、意識している自分がいる。

自分の中に新しい感情を確かに感じている。


この感情……

一体、どういう風に捉えたらいいのだろう。


“高輪マネージャーは、


どう思いますか……?”

視線を送り、心の中でこっそりと、そう、訊ねてみた。



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