素肌に蜜とジョウネツ

しかし、この事が他言されてはとても困る。

そう思って、


「あ、あの~…この件は……」


おそるおそる口を開くと、


「ん?ああ、大丈夫。夜の仕事の事は黙っておいてあげるよ。仕事掛け持つって何か理由があるんだろうし」


という理解ありげな、高輪マネージャーの言葉。

思わず、ホッとする私。

あ~…本当の第一印象は最悪だったけど、結構話が分かる人で良かったぁ。実は良い人なのかも。(タンジュン)

と、

そう思ったのも束の間で……


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