素肌に蜜とジョウネツ

そんな事を思って部屋でゴロゴロしていたら、何時の間にか眠ってしまっていた。


「―…っづ」


と、思わずヨダレをくって目が覚めたのは20時過ぎ。

ヤバイ。夕ご飯も食べないで寝てた―…

そう思って、起き上がろうとした瞬間、


ピンポーン―…


インターフォンが鳴った。


「……」


こんな時間に誰だろう。

何かの勧誘?

それにしちゃ、遅い時間だし……

出るの面倒だなぁ。寝起きだし。

居留守使っちゃおうかなぁ~

そんな事を思っていると、


ピンポーン―…ッ


もう一度インターフォンが鳴った。


「!」


もしかしたら、凌一のヤツがフラリとアポなしで来たとか??

そう思って慌てて起き上がり、インターフォンまで向かう。

通話ボタンを押して、


「はい……」


と、出ると、


『すみません。隣りに越してきた者ですが―…』


男の声。

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