キミに夢中な俺‼

6人の仲直り

🐝「って過去があってね。
悠人さん、清代乃の事気にいっち
やって、浮気された事忘れられそう
だったって…。」

「傷深めちゃったのか‼」


   「ヤバいよね。」
    「うん。」  

「無理しなくて良いよ。
 私が二人分あやまっとくから…。」


 「知らなかったとは言え
  悪かったよね。」
清乃は少し項垂れて言った。

咲妃も「うん。イケメンだから
   遊び人と決めてかかったし
   そんな過去があったなんて…」

  咲妃☞ どうする?

  清代乃☞ どうしょうか?

   無理しなくていいよ。
   大江諭は、もう彼氏だし
   大丈夫よ。

 咲妃☞ 良いよ
     紬だけに謝らせないから。

 清代乃☞ うん。
    いっも三人いっしょじゃん。


   そ、そっか!!

「じゃあ大江諭が作ったご飯食べよ。」

    「うまーい。」
3人は楽しく舌鼓

  「初めてを祝う何て
    変じゃない?」

  「 変わってるかも。」

「でも、初めてが大江諭で良かったと
  思うんだ。」


   咲妃が頷きながら
  「 お赤飯何て思いつかないよ
   ふつう。」

   清代乃も
「そだね。
   初潮じゃあるまいし

ってか初潮で赤飯なんか
今どきナイナイ‼
   笑えるけど、いい人っポイ。」

スウイングショートの咲妃は
目がぱっちりして白のフワフワ
ブラウスにピッタリとしたジーンズ
を履いていた。


ミデアムの髪がチョコレートブラウン
の清代乃は日本的美人、
静かに見えるけど一番のお喋り娘
そんなギャップが悠人さんの♡を
射止めたのかもしれない。


清代乃は
「ってかあ、体大丈夫?」
と興味津々に聞いてくる。


  「うん。」

 
「ε=ヾはずかしい。
ε=ε=ヤバーイ。」


二人は他人事なのに興奮していた。
感想をきいてくる。

感想を話せるくらいなもんじゃ
無い。

痛みしか無い‼
未経験な二人には話ても分からない。

プンプン。




昼飯を食べてかたずけが終わると
車を回して買い物に出かけた。

まずはスイイーツ
これは悠人が作る。

後の二人が未経験とわかったせいか
なんとなく、気持ちが分かるせいか
憤りも苛立ちも消えていた。
そんな二人を見て何故か
ホッとした。


アルコールはワイン。
ノンアル


メインの料理を紬に聞いたら

 チーズタッカルビがたべたーい。
 刺身たべたーい。
 シチューたべたーい。

ケーキはクリームタップリのイチゴ
のシヨートケーキが食べたーい、
らしい…。

3人で急いで調理
魚屋でブリ、イカ、タイを買い込む。
魚は俺、論が捌く。


料理がテーブルに並ぶと紬の部屋に
迎えにいく。20分位で着いた。

久しぶりに3人をみても怒りは無
かったやはり紬の事を心底愛して
しまった事実しかない。
朝、別かれたばかりなのに何ヶ月も
離れてたみたいに愛おしい。

抱きしめてキスしたい衝動を押さえる。



3人を車に載せながらも紬の体調を
気づかう。

歩き方は朝はガニまた
しかし今は普通ポイ。 
嬉しさが叉溢れ出す。
可愛くて愛らしい。


マンションに着くと3人は
緊張気味

住んでるとこもハイスペック
清代乃も咲姫も目を丸くする。

  マジですな~。


 ドアを開けるとあの日の
 彼等がいた。分かってたけど
    WWW
    気まずい。

「紬コッチコッチ。」
大江諭が手招きする。

   「清代乃はこっち。」
悠人がイスを引く。

「咲妃は俺の隣だぞ。」
蒼介が、オイデ、オイデ、をする。

 「謝らなくてもいいから。
  紬が全部教えてくれたから
  仲直りのつもりで友人から
  始めよう。な!! 」



   
「・・・ハイ」
3人はペコりと頭を下げた。

今の彼らは優しいお兄ちゃんだ。

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