キミに夢中な俺‼

ラブラブな清代乃には心配かけたく
ないので、咲妃に相談した。


咲妃は、蒼介さんとは友達らしくて
それ以上は、無い 
と言っていたから相談し易い。


「今日は遅くなるから
なんか適当に食べてくれる。」
あんなに栄養価に厳しくあれ食べろ、
これ食べろの論が食に厳しく無くなった。

      
  「分かった何時頃、帰るの?」

「日付けまたぐかも!寝てて。」


なんですとぉ~
今日辺りかなり怪しい。
今頃報告?急に決まったのか?
作戦か?

咲妃~help!助けてー 
大江諭が浮気してるよ~
        

と言うわけで、居酒屋で2人飲み会
二人ともグルグルメガネの度なし。


「信じられない!あんなにあんた
Ioveだったじゃん。」

ノンアルビールをのみながら
咲妃の大好きな刺身盛り合わせを
食べる。

ほっぺが垂れる咲妃に( '༥' )ŧ‹”ŧ‹”
比べ紬のほっぺはプリプリしていた。


「じゃあさ、探偵は?」
 咲妃が提案。

  「エ~高いよ。お金無い。」
確率はかなり高いから、確実に証拠
取れる。



「半分出してあげる。
 親友の一大事じゃん、」



咲妃の申し出は有り難いけど咲妃に
負担はかけたくない。

      「う~ン。」

「スッキリしたいんでしょ!!
 それとも 恐い?」
咲姫は心配そうな顔をして紬を見た。


  「イヤ、大丈夫
  自分で調べる。許せん。」

ドン!! ドン!! と置いたビールは
泡を飛ばし
目をギラリとした紬は新たな
決意表明をする。


ビックリした咲妃は、
ドン引きしてたな。

     

「紬、なら‥大丈夫ダワサ。
  やれそうだね。」

咲妃から、ICレコーダなる存在と
隠しカメラなるものを
教えてもらった。

彼のビジネスバックの底に仕込むらしい。

どこで覚えたのか仕込みのやり方
も伝授してくれた。

マンションに帰っても論は、
居なかった。
いっも ウザイ程寄り添って
紬が5分も居場所がわからないと
イラついていた彼なのに…



飽きられた
そうだった。
忘れていた。



私は飽きられる体質、
だから誰とも、付き合わず
その日かぎりの、会話を楽しむ程に
してたはず!!

大江諭に合って私の基本を忘れていた。
ヤッパリ痛い目に遭うんだ。

私のバカヤロー


朝目が覚めたら、
もう珈琲の香りがしてた。
大江諭は、
お泊まりせず帰って来たらしい。



何となく顔合わせずらいので
寝たふりをきめこむ。

カチャカチャカチヤと音がする。

弁当を作ってるのと思えば
寝たふりは無理


「おはよう。弁当ならいらないよ」
 明るく、明るく…と!!


「おう、おはよう。何でいらない?」


論は、顔を合わせず後ろ姿のまま
聞いてきた。


「うん、先輩達と今日から
 食べなきゃいけなく
 なっちゃって、逆らえなかったの…
 だから、お弁当は大丈夫だよ。」



「そう?じゃあ先に出るから。」

「うん、早いね気をつけてね」


  「おう、じゃあね。」

こんなもんかな?
ずっと、避けられてた気がする。


いれたばかりの珈琲も、テーブルの
上で口も付けず、放置。
飽きられたら、あっけないもんだ。

釣った魚に餌をやらないって
私は魚か?


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