キミに夢中な俺‼
「ゴメン!一回合って欲しい。
 頼む!!
 合って欲しい。
 何もかも話すよ。
 紬が納得しないならもう合ってくれ
なんて、言わない。

 だから一回でいい話をさせてほし
い。」


「へー、言い訳かぁ?
暇じゃないんだけどなぁ
じゃあ、飛行機代くれ〃
で、良ければあってもいい         よ。

納得しなかったら
もう、連絡しないでね。」



「なぁ紬、俺がお前の居場所
 知らないと思ってんの?」

    「な、なに?
    知ってんの?」

「200万。」
     
     「あ、えナニ?」


「興信所代高かったわー。マジ
 福沢諭吉が泣いた!」

    「ええ~っなあんでぇ
     馬鹿じゃない。
     信じらんないよー。」

「XX県XX市◯◯町
westernマンション305」

「ヒ、ヒエエエエェェェ。」

「日本の興信所なめんなよ。」
論はニヤニヤしながら捕まえた感
満載。

 「わぁかあった!! 行きます。
いっか、分かんないけど。」

「お前めんどくさい奴だな。
 辛子明太子かってこいよ。

咲妃と清代乃のとこにもな!」


「私金欠病で、お金ないから
   まだ帰らないよ。
   先立つ物が無いもん。」

「は?
 お前マンション借りたりとか
 電気製品買ったりとか
 無駄遣いするからだ。」

 「だって!必要だもん。」

「ン、ンンン、ゲホ。
 まさかスマホ代も危ないんじゃない。」


 「支払い日過ぎてるから
  もーすこしか、直ぐか
  止まるかも。
未払いの順に止めてくって‼」

「は?ハァ今全財産
 いくらよ。」

         「五千円。」

∑OωO; 「今何かたべてるの?」

    「公園で水のんだ。」

「まさか~お前の部屋
水道、電気止まってんの💦?」


「ううん。殆ど使わないから
大丈夫だよ。
 風呂は銭湯で二時間
 アルバイトしてるから
最後にタダで入れてもらってる。」

「は?ハ´ァマジか!!。
 で、いつから食ってないわけ?」

 「二日前から。でも今日から
  スーパのバイト見つけたから
  見切り品買えるし、大丈夫。」


「まじか。」

    
「あ三田さんだ。ちょっとまつてて!」

「紬、なんか食べた?」

   「ん~ん。食べてないよ。」
「じゃ~ん。」
    


 「ウワッ!!どうしたの?
  ウマソ~。」

「じゃユックリ食べなよ。」

       「うん。有り難う。」
短い会話をして部屋の中にもどる。
三田さんは美味そうなウナギを買って
来た。

お隣さんだ。
と言っても隣の高級マンションの
住人だけど、奥さんが不妊治療して
いて、やっと妊娠したのに駅で貧血
で倒れていた。

紬が見つけて、それから仲良くな
ってこのマンションも三田さんの親
の持ち物でタダ同然に貸してもらった。



九州を遊びほうけ過ぎて、しかも
東京に帰りマンションの解約や
会社に行って辞表出したり結構
💰💰💰使った。



引っ越し費用もドカーンと高かったし
お金はロケット発射みたいに
ピュンピュン飛んで行った。

「随分仲いいじゃないか?。」
スマホをスピーカーにしてたから
話の内容は、筒抜けだった。

別に悪い事してる訳じゃないし
餓死する前に食事もとれる。
三田さんは有難い人だ( 🙏˘ω˘ )
一応論が勘違いする前に伝えておく。

「だから兄貴みたいなんだってば!!」

「ああ~あの、写メの、
オ・ト・コ・か?」

「んな嫌らしい関係じゃないよ。
論、浮気しといて、
一丁前にやきもちかー。ウザ」

「お前はオレのなんだから
 浮気するなよ。」


  「 は?うざ!!」
   もう、何なの
   私はコッチで彼氏見つけて
   幸せになるの!!
邪魔すんな。」

「俺達婚約者なんだぞ‥   
 わかってんの? 」 


「 ゲゲゲーソレ
 あんたが言う?」


「待ってろよ!
俺が怒ったらどうなるか
知ってんのか?

     ”シラネーヨ”
  
  もう二度と生きて行けない程
  追い込むからな!!

 お前を激愛してた分

 裏切られたらどうなるか思い知れよ。
 三田とか言う男にも、
 逃げるなと言っとけ
 お前ゆるさないからな!!」
           ゲホゲホ


 「知らん。
こうなったのはオメエの
せいじゃん? 」

「何回寝たんだ。
ソイツと‼
 いっからつき合ってる?
 嘘は通じないからな!!
 調べればわかるわ!」
       ハッハッハッ

 「ばかばかしい!何興奮して        
るの?~。~;?
  それ、あんたやろ!!
  コッチがききたいわい。」



「もしもし!!モシモシおい、おい、
 クソッ電池ギレか…」バン。
       
力任せにイラついて投げたつもりが

うううイッテー痛い!
ボカンと投げた携帯はオレの足の
小指に直撃した。

ヒリヒリヒリヒリ
フーフーしながら湿布を張るが
ズキンズクンとうずいて、痛い!
力いっぱい投げたからイテイテイテ━━━

俺の嫉妬はこんなもんじゃナイ(怒)!!
フーフー




    












       




         







      



    

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