キミに夢中な俺‼
飛び出してきた論も、唖然。
勿論、百合子先輩も一緒に論に
ぶら下がるように付いて来る…
「オレの彼女だ!」
紬の腕を掴んでひっぱる。
「で!! ナニが言いたい?」
どっかのサラリーマンらしき人物は
フフンと笑いながら隣にいる
百合子先輩を見た。
「 返してくれよ。
俺のカノジョ。」
エー
百合子先輩は大江諭の顔と私達
3人を交互にみながら叫んだ。
私の横にいた、サラリーマンが
また、ニヤニヤしながら
「お前、其処にオ〇サン
食いついてん
じゃん。何様?」
「彼女は合コンの相手で彼女じゃ
ないし…。」
「お前に、くっっいてんじゃん!!
その女で良いだろ!!この子は
俺が貰う。
彼女いんなら合コン来るなよ。」
紬を引き寄せ肩を抱いた。
「ゲェ~なな何すんですかぁ~。」
紬はグリグリ体を揺すって
逃れようとし彼の顔を見た。
(ウワアォ♡イケメン)(//∇//)
大江諭が
「コッチコイ」
百合子先輩はギロリンと睨みつけて
くる。
この合コンに、勝負をかけた女の
執念は、迫力が違う。
百合子先輩の、
ジロリと向いた白い目には女の意地が
取り付いている。
もう、修羅の世界‥コエー
「お前、そっちの女でいいじゃん
俺さ!!女の子の方がいいシー。」
「は、?」
大江諭はしがみついてる、オバ
いや百合子先輩をひっぱがしにかかる。
「スミマセン!俺、彼女持ちなん
ですよ、
諦めて下さい。」
必死でしがみついた百合子先輩に
訴えながら腕を抜こうとするが…
しかし外れない。
先輩は遂に ど頭 に来たらしく
私達
1💢紬 2_💢 咲姫 3_💢清代乃を
ヽ(`Д´)ノこんな顔で睨み付け
「みた感じ子供じゃない!
こんな子、貴方には合わないわよ。
遊ばれてるよ。
ヤリマンに決まってるわよ!
直ぐ男につかまるしW…
目を覚まして!!大江さん。」
«« ブチン»»
大江諭がキレた音が紬にも聞こえた。
「は?ヤリマン?
あんたは何だよ!
オ〇さん。?。
コイツの初めてはオレ
しかもつい最近。
お前のようなクソ女と
一緒にすんなよな!!!」
そんな一言に撃沈され、フニャフ
ニャフニャと力抜け落ちる
百合子先輩。
それをみた隣のイケメンサラリー
マンがポツリ。
「お前…オ〇さん、は言い過ぎ
だろ。」
「は!!」
お前が言うな!
と其処にいた全員が思った。
バツツとイケメンサラリーマンを
押し抜け、紬の腕を掴み
「なにやってんだ。いくぞ!!」
「だって‥。センパイガー」
大江諭は帰るとき合コンメンバーに
挨拶に行き可愛らしい紬の手を引き
清代乃と咲妃を連れ、
「俺、飲み会はつき合いますが
もう合コンは無しです。」
可愛い!ダレ?びっじ~ん!!
オレタイプ‼
と羨ましがられながら出て行った。
少し先の居酒屋で蒼介!悠人!
と6人で盛り上がり
合コン禁止令を発令した。