光〜ray of hope〜
「起きてっ律」
「んー……」
「りーつー時間」
と言うとスっと起きてくれた律
それから少しして家を出て路地を目指す
「俺達この先どうなるんだろ」
「さぁ、私は想像できない。
このまま薬に溺れて死ぬかもだしね」
そう、それは誰にも分からない
人生なんて私はどうでもいい、興味がないから
歩いていると路地について桃と将暉が既に居た
「花純、律こっち」
私達はもうこの薬がなければ耐えられない。
この抜け出せない暗闇を彷徨う
「ほらっ」
と言い私、桃、律に薬をそれぞれ配る将暉
「将暉ありがとう」
そう私が言うといつもの様に微笑む