光〜ray of hope〜
シャワーから上がり部屋に戻ると
私は信じられないと思い咄嗟に声を上げる
「ちょっと!!!!なにしてんの!?」
「……なんだよ、いいだろ?」
「よくねぇよ!!馬鹿じゃねぇの?」
私はあいつの手にあるガスと袋を奪った
ーーーパッチーン
私はこいつの頬をビンタした。
その乾いた音が部屋に響く
「あっははは」
頭、可笑しくなった?
何笑ってんの?
「何が面白いのよ」
「ぷっクク、別にー?」
ムカつく、柄にもなく声なんか張り上げて
それにこいつは訳も分からなく笑う
「………安心した」
はい?なにが安心した?
「なにが」
「なんもねぇよ、帰るわ」