光〜ray of hope〜
「花純!!!」
キーンと耳に響き痛い
「桃……あんたどこ?」
「いや、花純こそどこいんのよ!こっちは家に3人いる!」
てことは私だけはぐれたの?え、なんで?
「いや、なんか知らない男の家で寝てた…」
「はぁ!?「ちょっ貸せ、花純、外みて?」」
桃の言葉を遮り横はいりしてきた将暉
「見たけど…どこよここ…」
「〇〇だよ」
私の後ろから聞こえた声
バッと振り返ると私の横に寝てたさっきの男だった
いきなり近付いて来たかと思えば私から
携帯を奪い電話を切った
「昨日の事覚え……てはないか」
き、昨日?覚えてるわけないじゃん
あれからも私の携帯は鳴っているけど
男の手にあるため出られない。
「あんた誰よ?」