光〜ray of hope〜
それから将斗は当たり前のように
座ってくつろぐ
「花純、ここ煙草吸っていいの?」
「いいよ、はい」
と言いキッチンに置いてる灰皿を
リビングに持っていった。
「手切ってない?」
「ん?」
「片付けたんだろ?ガラスで切ってないか?」
「あ、あぁうん、大丈夫」
私がそう言うと安心したみたいにニカッと笑う将斗
心配…してくれたんだ
何故だか心臓がうるさい。
「今日泊まってもいい?」
「何言ってんの、無理」
「いいだろ、ここに一日放ったらかしにした罰だ」
「勝手に待ってたのあんたでしょ」