光〜ray of hope〜

「俺が…足枷?花純…話したい」

ードタドタ

私は急いでドアに向かい
律を抱きしめる

だけど律の目は怯えていた。
ごめん、律…


「律、私は離れないよ」


「本当に?」


「ふざけんなよ!!花純、行くぞ」
と言い私の腕を掴む

「離して!!私は律から離れない」


「今ここで離れるのもコイツの為で花純の為でもある」

律の……ために、なるの?
こんな怯えてる律を置いて行くの?
私は…律の為になるなら離れるよ?


「本当に…律のためになる?」


「あぁ、花純に依存し過ぎだ。
悪いけど少し調べたから知ってる。」
< 92 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop