光〜ray of hope〜
「俺が…足枷?花純…話したい」
ードタドタ
私は急いでドアに向かい
律を抱きしめる
だけど律の目は怯えていた。
ごめん、律…
「律、私は離れないよ」
「本当に?」
「ふざけんなよ!!花純、行くぞ」
と言い私の腕を掴む
「離して!!私は律から離れない」
「今ここで離れるのもコイツの為で花純の為でもある」
律の……ために、なるの?
こんな怯えてる律を置いて行くの?
私は…律の為になるなら離れるよ?
「本当に…律のためになる?」
「あぁ、花純に依存し過ぎだ。
悪いけど少し調べたから知ってる。」