優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
『そうなんだ、すごい、俺、文都君の英語聞いたことない、なんか話して』

と、颯君。

『急に言われたら困るよな』

祥太君がフォローする。

『…そうですね、ちょっと恥ずかしいですね』

『じゃあ、自己紹介を英語でお願いします』

私がニコニコしながら言うと、

『…結菜さんに頼まれたら仕方ないですね、照れますけど、わかりました』

って言って、流暢な英語で話し始めた。

聞き惚れるくらい素敵な発音。

私は、英会話は出来ないけど、洋画や洋楽が大好きだから、文都君の英語力に憧れる。

英語が話せるだけで、ますますカッコよく見えるから不思議だ。

『ほんとにすごい、めちゃくちゃカッコいい。いいよな、英語話せるって』

『颯君も英会話を習えばいいですよ。時間があれば、僕が教えましょうか?』

『え、いいの?すごく嬉しい。文都君の負担にならないなら、よろしく。でも、なんでそんなに上手いの?』

颯君の質問。

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