優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
私、いつの間にか、そんなふうに思うようになってたんだ…

誰が好きなのか?って言われたら、まだ答えは出せないけど、でも…

3人は…

気づかないうちに、私の中で、もうどうしようもないくらい、大きな存在になっているんだね…

『ありがとう…頂きます』

カップの取手に、長くて綺麗な指をかける祥太君。

入れたてのココアを1口飲んで、そして一息つくと、ゆっくりと話始めた…

『…昨日ね、3人で旅行の話をしたんだけど、その時…みんなの結菜ちゃんに対する気持ちが同じだってこと、いろいろ話す中でわかったんだ』

気持ちが同じって…

もしかして…

『俺達は、みんな…結菜ちゃんを好きだってこと…』

私は、どう返事したらいいか分からなかった。

『まあ、驚いたような、でも、分かっていたような…とにかく3人とも、もう告白済みってこともわかった。本当、びっくりだよ』

『ごめんなさい…私』

すごく戸惑った。



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