優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
『お待たせしました』

お母さんの言葉で、男子達が振り返った。

『うわぁ、すごく綺麗だ』

祥太君。

『本当に、皆さん素敵です』

文都君も。

『うん、やっぱり浴衣はいいね。日本人は浴衣だね』

みんなにじっと見られたら、なんだか恥ずかしいね。

颯君、写真係も引き受けてくれて、早速、私達を撮ってくれてる。

やっぱり、恥ずかしい…

男性用の浴衣もあって、3人も浴衣姿になっていた。

さすが、長身の祥太君は、爽やかな雰囲気で着こなしている。

文都君は、落ち着いた雰囲気。

颯君は、浴衣さえもオシャレに着こなしてて、カッコいい。

3人とも、人気雑誌のモデルさんみたいだ…

浴衣特集とかで掲載されても、全く問題ないくらい…

私達は6人で、旅行の思い出に写真を撮ることにした。

私達に気がついて、旅館の方が何枚か撮って下さった。

みんなで撮るのはもちろん初めてだったから、とても記念になる。


< 132 / 180 >

この作品をシェア

pagetop