優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
私と颯君は、一回りも違うんだ…

そう考えると悲しくなる。

年齢は…シビアだ。

とても。

若さにはどうやってもかなわない。

ヒシヒシと…そう感じる。

もちろん、歳を重ねた方が魅力を増していくこともある。

でも、恋愛に関しては…

やっぱり、若い方が圧倒的に有利だ。

そう、圧倒的に。

私、ひなこちゃんに焼きもち妬いてる?

いや、違うよ、それは違う。

ただ、本当のことを素直に思っているだけ。

とにかく、2人の写真を何枚か撮って、祥太君は颯君にカメラを渡した。

それから、写真タイムが始まって、私も3人それぞれとツーショットで撮った。

お母さんも3人と撮っていた。

祥太君と颯君は、お母さんの肩を抱いて撮っていた。

『いやだ、照れるじゃない』

そういいながら、嬉しそうだ。

私達は、笑いながら、何枚も写真を撮って盛り上がった。

そして、十分散策を満喫したところで、私達は旅館に引き返した。






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