優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
バス停に着いたら、バスがちょうど着いたところだった。

『神田文都(ふみと)君と櫻井智華(ともか)ちゃんね。大家の三井結菜です』

『よろしくお願いします』

2人は、礼儀正しく挨拶してくれた。

神田文都君は、23歳のお医者さんを目指す理系男子。

うん…祥太君とはまたタイプが違うけど、メガネが良く似合うかなりのイケメンだ。

背の高さは、私が168cmだから、たぶん178cmくらいかな。

髪型は、黒髪で、長過ぎず短過ぎず、ほんの少し遊ばせてる感じがカッコイイ。

耳をキッチリ出して、真面目な雰囲気も漂っている。

女の子の方は、花嫁修業中の櫻井智華ちゃん、22歳。

お嬢様なオーラをまとった、美人さん。

胸の辺りまで伸びた髪が印象的だ。

しかも、ストレートの黒髪。

ツンとした、嫌味な感じはないけど、ちょっと近寄り難いような雰囲気をかもし出している。

『2人とも疲れたでしょ。少し部屋で休んだら、みんなを紹介するわね』

『大丈夫です。わざわざお迎えすみません』

智華ちゃん、淡々と話す人なんだな…

『早く仲良くなりたいから、名前で呼ばせてもらうね、文都君、智華ちゃん』



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