優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
帰りの車も祥太君が運転してくれて、無事に別荘に帰って来た。

とにかく楽しい旅行だった。

本当に素敵な部屋と、最高の温泉に癒された。

改めて、3人に心から感謝した。

私達は、ひとまず部屋に戻って、荷物をほどいたり、休憩したりした。

私は、夕食の支度に取りかかった。

みんな、夕食は作らなくていいって言ってくれたんだけど、今日は何か作りたい気分だった。

きっと、私、料理が好きなんだろうな…

自分が疲れていても、誰かが私の料理を食べて美味しいって笑顔になってくれたら…

それだけで、疲れも消えていくの。

やっぱり、誰かに食べてもらえるって、幸せなことだから…

ペンションで、いろいろなお客様にも食べて頂けたら…

そんな幸せなことはない。

だけど、私の幸せばかりを考えていたら、ダメなんだって、ちゃんとわかっている。

また、いろんな思いがあふれてきた。
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