優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
新しい1歩
『ねえ、その前にみんなに話しておきたいことがあるの…』

3人が、一斉に私を見た。

ドキッとするくらいのカッコよさ…

✕(かける)3。

本当に、慣れない。

この環境に…

私は、いつだって…

いちいち、ドキッとさせられるんだから…

『…あのね…』

『待って!出ていってとかは無しだよ』

まだ何も言ってない…

でも、もしかしたら、そうなるかも知れないんだよね。

私のわがままで…

『…ごめん、聞いて、颯君。私、子どもの頃からずっと夢を持ってたの…ペンションをやりたいっていう夢。旦那がいたから、あきらめてたって言うか、無理だと思ってたんだけど、あの人と別れて、やっぱり…』

『ペンション…すごくいいね、俺は応援するけどね』

祥太君は、そう言ってくれた。

『うん、僕も応援します』

と、文都君。







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